
セバスチャン・ブエミが今日、GP2アジアシリーズ第2戦のレース1で初優勝を飾った。
今日の午後、高温で湿度の高いセントゥールで2008年GP2アジアシリーの第2ラウンドのレース1が行われた。予想に反して雨は降らなかったが、レースはハプニングの連続だった。レース開始からわずか2周でアダム・カーンがバッケラドに突っ込み、バッケラドがハラルド・シュレーゲルミルヒに接触した。セーフティーカーが入り、トップ集団は全員規定にピットストップを行った。これにより、ブルーノ・セナがトップとなり、それに吉本大樹が続き、その後ろにはピットストップを行わなかった5台のクルマが並んだ。ポールポジションからスタートしたペトロフは8位でレーSに復帰、ヴァレスがフィリッピをピットで抜いた。チャンピオンシップのトップに立つロメイン・グロージャンにとっては状況はさらに複雑で、彼は18位でピットストップから復帰することとなった。
12周目にレースが再開され、ブルーノ・セナがファステストラップを記録するなど、トップの2人が速いペースでレースをリードした。しかし、レース中盤にディエゴ・ヌネスがストレートで壁にクラッシュしたために再びセーフティーカーが出て、セナが築いたギャップは台無しになってしまった。2回目のリスタートでは、セナ、吉本、ヘルク、ヴァレリオがまだピットストップを行っていなかった。ペトロフはこのとき3位、フィリッピ、ブエミ、ヴァレスがそれに続いていた。ロメイン・グロージャンはその後9位にまで浮上し、その前には18番手からスタートしたルーキーのベン・ハンレーがいた。
セナと吉本は、リスタートのときにセーフティーカーがピットレーン開始地点のラインを越える前にこれをオーバーテイクしたために、ドライブスルーペナルティを課された。ペトロフがグラベルに飛び出して6番手まで下がったため、フィリッピがトップとなり、それにブエミ、ヴァレス、ハンレー、グロージャンが続いた。ブルーノ・セナはレース終了までに8位まで順位を回復した。
フィリッピがトップでフィニッシュラインを通過したが、勝利は最終的にセバスチャン・ブエミの手に渡った。フィリッピは、チームメイトの吉本のタイヤを使ったことが発覚したのだ。アドリアン・ヴァレスが2位、新人のベン・ハンレーがGP2での初表彰台を獲得した。ロメイン・グロージャンはまだチャンピオンシップのトップに立っている。
セバスチャン・ブエミ(第1レース1位)
「ドバイでは厳しい週末になったので、今回はなんとしても上位を争いたかった。予選は思ったようにはいかなかったけれど、レースでは最後の最後までプッシュして、それが功を奏したよ。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。明日は8番手スタートになるね。このコースでは何が起こってもおかしくない。だから、いいスタートを切るようにするよ。その後はどうなるか楽しみだね」
アドリアン・ヴァレス(第1レース2位)
「アジアシリーズの最初から、僕たちは速く、一貫性があった。今朝は、ペトロフがいい戦略を持っていたので僕たちはポールポジションをとることができなかった。レースは、僕たちは雨を予想していたので、クルマを雨用にセットアップしていたんだ。だから、本来の速さが発揮できなかったんだよ」
ベン・ハンレー(第1レース3位)
「今朝はペトロフがポールポジションをとったので、僕がチームにこのポディウムをプレゼントすることができてとても嬉しいよ。今日はいろいろあったけど、最後は最高だったね。18番手スタートで、しかも僕にとってはGP2での初レースだったから、ポイントをとることを目指していたんだ。だから、3位というのはすてきなボーナスだよね」
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