
ドバイGPの第1レースで、ブルーノ・セナがピットストップの混乱に見舞われる中、ロメイン・グロージャンが優勝を果たした。チャンピオンシップ2位と3位の争いは、これでペトロフとブエミの一騎打ちとなっている。
ブルーノ・セナはフロントローからスタートして、最初のヘアピンでミスをしたトップのグロージャンに仕掛けて、1周目から先頭に立った。セナはグロージャンを簡単に引き離し、チャンピオンになったばかりのグロージャンは、ブールマンとスタートに失敗したブエミの2台のトラストチームアーデンのクルマにも抜かれた。
ブエミがチームメイトのブールマンを抜き、グロージャンも同じように彼を抜いて、セナ、ブールマン、グロージャンの3人の戦いが白熱した。一方、7番手からスタートしたヴィタリー・ペトロフは5番手まで順位を上げた。ブエミがピットに入ったときに、グロージャンはトップのセナに追いつこうとしたが、セナはすでにかなりの差を築いており、ピットストップの後もトップでコースに復帰することができた。チームはこのときリアタイヤを片方しか交換しなかったが、競技規約では義務のピットストップでは少なくとも2本のタイヤを交換することと定められている。このためセナは29周目にもう一度ピットストップを行い、2本目のタイヤを交換した。彼はこれでレースの勝利を失っただけでなく、脱落してしまった。
これでグロージャンとブエミの優勝争いとなった。グロージャンは最終的に26周目でブエミをオーバーテイクした。イェルマー・ブールマンが3位に入ったため、トラストチームアーデンは2人のドライバーがポディウムに上ることとなった。ヴィタリー・ペトロフが4位だった。最終ラップでボナノミに仕掛けた吉本が5位、ジェローム・ダンブロシオが7位となった。ミロス・パブロビッチが8位でフィニッシュラインを通過し、明日のリバースグリッドのトップを獲得した。
ドライバースランキングでは、ペトロフが33ポイントでまだ2位だが、それにブエミが32ポイントで迫っている。
「僕はいいスタートを切ったんだけど、ヘアピンでブレーキングをミスしてしまったんだ」とグロージャンは語った。「その時にセナがうまく仕掛けてきて、僕を抜いていった。その後、僕はトラストチームアーデンの2人といい戦いをして、またトップに戻ったんだ。ずっと勝利を狙っていたよ」
セバスチャン・ブエミは次のようにコメントした。「この表彰台は、またチームにとっていい結果になったね。これで、ペトロフにあと1ポイント差まで迫った。彼は明日、僕の前からスタートするから、僕もチャンピオンシップで2位になるためには、またいいスタートを切って、最終ラップまで戦い抜かなければいけないね」
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