
金曜日に行われたスペインGPの予選は、ピケスポーツのパストール・マルドナドが圧倒的な強さで制した。2位はアルヴァロ・パレンテ、3位はマルドナドのチームメイトのアンドレアス・ツバーだった。
ベネズエラ人のマルドナドは、30分のセッションの間ずっと上位にいて、自身のベストタイムを着々と更新していた。そして、パレンテに0.158秒差、チームメイトには0.6秒差の1分27秒547のタイムを記録した。セッションは快晴の中で行われ、気温は暑かった午前中のフリー走行よりもわずかに低かった。
開始早々から、ピケスポーツの2人は互いにファステストラップを更新し合い、今シーズンの最初のポールポジションを獲得した。ロメイン・グロージャン、ルカ・フィリッピ、ジョルジオ・パンターノもこれに加わったが、彼らはがんばってようやくついてきているという感じだった。開始から9分、セバスチャン・ブエミが大きなクラッシュを喫した。高速でターン8に入り、レーシングライン上を走る遅いクルマを避けるために芝生に出たときに、クルマがコースを横切って後ろからウォールに突っ込んだ。彼は何もすることができず、これまでのいい走りが一瞬にして無となってしまった。これで赤旗が出された。
リスタート後、マルドナドがすぐにいいペースを見せてトップに立ち、自分のタイムを更新していった。ツバーも懸命な走りをしたが、チームメイトに追いつくことはできなかった。ブルーノ・セナはシケインでコースアウトし、グロージャンはそのすぐ後にメカニカルトラブルで止まってしまった。そのチームメイトのフィリッピも、その数分後に同じように止まった。
パレンテは最後になって最大の力を発揮し、セッションの最後でGP2で初めてのフロントローを獲得した。一方トラブルのあったセナはグリッド上で彼のうしろの4番手につけた。パンターノ、アドリアン・ヴァレス、カルーン・チャンドック、ヴィタリー・ペトロフがこれに続いた。今回もまた、トップから9人のドライバーがわずか1秒の間にひしめき、2秒以内には21位までのドライバーが入った。
明日の午後の第1レースも同じようにいい天気になることが予想されており、GP2の2008年シーズンにとって最高の幕開けとなりそうだ。
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