
今日行われたトルコGPの決勝で、ロメイン・グロージャンが今シーズン初優勝を飾った。グロージャンは、レース前半はトップのヴィタリー・ペトロフにずっとプレッシャーをかけ続け、後半にはトップを奪って、ペトロフとセバスチャン・ブエミを抑えて優勝した。
グロージャンが表彰台で勝利を祝う一方、ピットレーンではみんながブルーノ・セナに対する同情していた。セナは15番グリッドから素晴らしいレースをして6位にまで順位を上げていたが、コース上を歩いていた野良犬と接触して右フロントサスペンションを損傷し、そのままリタイヤすることとなってしまった。
レース序盤はペトロフが4番グリッドから素晴らしいスタートを切り、1コーナーでトップに立った。一方のグロージャンはカルーン・チャンドックをポールシッターのアダム・キャロルの方へと押しやり、その隙にブエミとハビエ・ヴィラがペトロフとグロージャンの間に割って入った。後方では混乱が起きており、その砂ぼこりが治まったときには8人のドライバーがそこに止まっていて、直ちにセーフティーカーが導入された。リスタートのときに、グロージャンはすぐにヴィラを抜いた。ヴィラは、その数コーナー後にはチームメイトのジョルジオ・パンターノにも抜かれた。
昨日のオーバーテイクが少なかったレースとは打って変わって、今回はドライバーたちがあちこちで激しいアタックを行い、全体的に順位が激しく入れ替わった。しかし、チャンドックとヴィラは攻めすぎて接触を避けられず、2人はスピンを喫してこのレースでのポイント獲得のチャンスを失った。セナは特に留まるところを知らず、ファステストラップを連発して、ポイント圏内まで順位を上げた。彼は6位を走行しており、まだ順位を上げられるように思われたが、10周目に最終の複合コーナーに現れた犬をはねた。セナはなんとかピットに戻り、自分の状況に明らかに怒った様子でクルマを降りた。
その1周後、グロージャンがかけ続けたプレッシャーが功を奏した。彼はバックストレートエンドでペトロフのインサイドに滑り込み、トップを奪って、二度とそれを譲ろうとはしなかった。もう1匹の犬がコース上に走ってきたときに、セーフティーカーが出動して、クルマの隊列を縮めてしまった。しかし、グロージャンはリスタートを制し、そのままリードを広げた。ペトロフのミラーには、レースの後半ずっと、ブエミのクルマが大きく映っていた。はるか後方の順位は1周ごとに入れ替わり続けていて、トップの3人の後ろでフィニッシュラインを通過したのは、パンターノ、マイク・コンウェイ、ベン・ハンレーだった。周囲のドライバーが混乱に巻き込まれる中、この2人のイギリス人はトラブルに巻き込まれずに冷静な走りをして、今シーズン初ポイントを獲得した。
4位に入ったパンターノは、合計24ポイントでチャンピオンシップのリードを守り、グロージャンは19ポイントで2位に浮上した。ブエミが14ポイントで3位、アンドレアス・ツバーが13ポイントで4位に付けている。チームのチャンピオンシップではレーシングエンジニアリングがトップ、ARTグランプリが2位、アイスポーツインターナショナルが3位となっている。
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