
ドイツGPのレース1は、ロメイン・グロージャンがチャンピオンシップのライバルであるジョルジオ・パンターノを破って優勝した。グロージャンはレースのほとんどをパンターノの後ろについて走っていたが、終盤に降った強い雨によりパンターノがリズムを崩したのに乗じて勝利を奪った。
表彰台でこの2人に加わって3段目に並んだのは、アルヴァロ・パレンテだった。
レースのスタート時は青空が広がっていた。パンターノとグロージャンはきれいにグリッドを離れたが、アンドレアス・ツバーはスロースタートを切り、後続のクルマが1コーナーで後ろに詰まった。セバスチャン・ブエミ、ルーカス・ディ・グラッシ、ブルーノ・セナ、ハビエ・ヴィラがその後3位争いを繰り広げた。しかしパンターノとグロージャンは楽に後続を引き離し、残りのレースは2人の間のトップ争いとなった。
レースが進み、コース上のあらゆる場所でバトルが見られた。ブエミ、ディ・グラッシ、そしてセナが一貫して3位争いを続けており、最終的にはセナが長いバックストレートでディ・グラッシをかわし、ブエミの後ろにつけた。一方、彼らの後ろでは、カルーン・チャンドックとヴィラが互いに争っていた。しかし、残り7周ですべてが変わった。
どこからともなく雨が降りはじめ、ものすごい勢いでコースを濡らした。ドライバーを走らせ続けて彼らが何とか持ちこたえることを期待するか、それとも呼び入れてウェットタイヤに交換してポジションを落とすかの判断で、ピットレーンは大きなジレンマに陥った。トップの2人は、あまりにも激しいバトルを展開していたため、ピットに戻ってくることはできなかった。一方、後ろを走るクルマはどのタイヤを履いているにも関わらず、次々とスピンし、コースアウトしてバリアに突っ込んだ。
残り5周となり、グロージャンはチャンスをつかみ、パンターノを抜いてトップに立った。一方、ドライタイヤで走っていたブエミはコースオフして壁に接触した。
チェッカーフラッグが振られるまでレース結果は決まらず、最後はパレンテが3番手でフィニッシュラインを通過し、セナ、ディ・グラッシ、パストール・マルドナド、アンディ・ソウセック、カルーン・チャンドックが立て続けにそれに続いた。
パンターノはほとんど手中にしていた優勝を逃したことでがっかりしていたが、2位とファステストラップを獲得したことで、チャンピオンシップポイントを61ポイント年、44ポイントのセナとの差を広げた。グロージャンは33ポイントとなり、ディ・グラッシが28ポイント、ブエミとパレンテが25ポイントとなっている。
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