
スパ・フランコルシャンで午前中に行われたベルギーGPのフリー走行で、パストール・マルドナドが、チャンピオンシップリーダーのジョルジオ・パンターノとヴィタリー・ペトロフをコンマ1秒以内の僅差で破り、タイムシートのトップに立った。
マルドナドはセッション開始から速いペースを刻み、1分57秒055のベストタイムを記録した。パンターノが彼に強いプレッシャーをかけ、チェッカーフラッグが振られたときには彼に0.048秒のところまで迫っていた。パンターノとチャンピオンシップを争っているルーカス・ディ・グラッシとブルーノ・セナがそれぞれ14位と15位に終わったのは大きなサプライズだった。
予選までに修理ができる時間がほとんどないため、多くのドライバーは慎重に走っていた。しかし、山本左近はセッション序盤にチームメイトのロメイン・グロージャンの前でスピンしたが、壁に接触せずに済んだ。一方グロージャンはタイヤ交換のためにピットに向かっていて、ピットレーンの入り口手前でスピンを喫した。セッション後半には、何台かのクルマがリアウィングを極端に軽くして走るというギャンブルをした。とくに、カルーン・チャンドックと小林可夢偉のは極端で、2人はオー・ルージュでは速かったがサーキットの他の部分でタイムを失った。そして小林可夢偉はその後そのラップ中に壁に激突した。彼らは予選で同じような実験的な試みをすることはないだろう。
15人のドライバーがマルドナドのタイムから1秒以内に並んだ。トップ3のすぐ後ろにはセバスチャン・ブエミ、ダヴィデ・ヴァルセッチ、チャンドック、アンドレアス・ツバー、アンディ・ソウセック、小林、そしてジェローム・ダンブロシオが続いた。サーキットの上を雲が低く覆い始め、予選はウェットの可能性も高くなっている。そうなれば、数時間後には見逃せない波乱が起こることだろう。
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