
午後に行われたベルギーGPのレース1は、大混乱の中、ロメイン・グロージャンが優勝を飾った。2位はアルヴァロ・パレンテ、3位がアンドレアス・ツバーとなり、タイトル争いをしているジョルジオ・パンターノとブルーノ・セナはピットストップの後にはそれぞれ1位と2位を走っていたにも関わらず、ポイントを獲得することができなかった。
レースのスタート5分前に激しい雨が降りはじめ、どのチームもタイヤの交換に奔走した。スチュワードの判断により、レースはセーフティーカーの先導によりスタートした。2周後、セーフティーカーが戻ってレースが本格的にスタートし、ポールシッターのセナがパレンテを引き離してファステストラップを連発した。その後雨が止み、ピットストップのタイミングとなった。
6周目にピットレーンがオープンになると、ツバーがスリックタイヤに交換するためにピットに入った。そしてその後2周にわたって、ライバルたちも次々とピットに入った。セナは、チームが彼をアルベルト・ヴァレリオのすぐ前でピットアウトさせたため、その後にドライブスルーペナルティを課された。しかし、ダヴィデ・ヴァルセッチがセナのピットストップの次の周に大クラッシュを喫してセーフティーカーが出たため、セナのペナルティはその後に回された。ヴァルセッチは幸いなことに無事だった。
その後はパンターノがレースをリードしたが、アンチストールデバイスのスイッチが入ってしまい、突然失速して10位にまで順位を落としてしまった。レースがリスタートした後、グロージャンがツバーを抜いて3位に上がり、セナがドライブスルーペナルティのためにピットインしたため、トップはパレンテとなった。しかし、彼のすぐ後ろにはグロージャンがすでに迫っていた。
パレンテは懸命にリードを守ろうとしたが、それが奪われるのも時間の問題だった。20周目、グロージャンがホームストレートで彼を抜き、トップに立った後は、彼は二度とリードを許すことはなかった。パンターノは8位まで順位を上げたが、ラソースでラインを誤ってスピンし、アルベルト・ヴァレリオも同様にトラックの反対側でスピンをしてウォールに接触したため、ここでセーフティーカーが出ることとなった。また、パンターノはもうひとつミスをして、タイヤをロックさせて、最後尾グリッドから追い上げて8位を走っていたルーカス・ディ・グラッシに突っ込んだ。2人はスピンし、残り1周のところでリタイヤとなった。
最終ラップ、グロージャンは大喜びでこぶしを振り上げ、チェッカーフラッグを受けた。パレンテがその次にラインを横切り、ツバーがそれに続いた。パストール・マルドナドが4い、ヴィタリー・ペトロフが5位、セバスチャン・ブエミが6位、アンディ・ソウセックが7位、マイク・コンウェイが8位でここまでがポイントを獲得した。グロージャンはファステストラップのポイントも手に入れた。
チャンピオンシップのトップのランキングに変化はなく、パンターノが71ポイントでトップ、セナが60ポイントで2位、グロージャンは53ポイントで3位に浮上した。
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