2008年GP2選手権の最終戦となったイタリアGPのレース2を制したのはデュランゴのダヴィデ・ヴァルセッチだった。イタリア人のヴァルセッチは、地元の観客の前で優勝を果たし、GP2で初めての表彰台を獲得した。2位はロルダン・ロドリゲス、3位はロメイン・グロージャンだった。
スタート前にまた雨が降り、ほとんどすべてのドライバーがウェットタイヤでスタートした。ヴァルセッチはポールポジションからいいスタートを切ったが、ロドリゲスがそれを上回る好スタートをして、ジェローム・ダンブロシオ、グロージャン、セナを抜いて第1シケインへと飛び込んだ。セナは前の2人がポジション争いをしているときにスピンを喫した。グロージャンは3位に浮上し、ダンブロシオは後続の集団に飲み込まれて順位を下げた。
ルーカス・ディ・グラッシは猛チャージをかけてすぐにセナに追いつき、この2人は順位とチャンピオンシップ2位をかけて激しく争った。セナはターン1を直進してしまい、ディ・グラッシはうまく通過したが、この2人はさらにサイドバイサイドの争いを続けた。ディ・グラッシはいいスタートを切ったコンウェイに追いつき、彼に後ろからぶつかった。コンウェイとセナはスピンを喫し、ディ・グラッシは2つ目のシケインもカットして走行を続けた。ディ・グラッシはその後ドライブスルーペナルティを課され、ポイント圏外に脱落した。
トップのほうではヴァルセッチがマルドナドの猛追を受けていたが、彼の前にはロドリゲスがいた。しかし、ヴァルセッチがトップを奪い返すのは時間の問題だった。8週目のホームストレートでトップを奪い返したヴァルセッチは、その後2番手以下を引き離していった。グロージャンはロドリゲスに迫り、コース上で彼を抜いて2位に上がった。
しかし、その後すぐにグロージャンはコースからはみ出し、ロドリゲスにポジションを奪い返されて、マルドナドの目の前を走ることとなった。マルドナドはすぐにグロージャンに迫った。一方、ダンブロシオ、セバスチャン・ブエミ、セナによる6位争いも白熱しており、この中でも特にポイント獲得が必要なのはセナだった。
チェッカーフラッグが振られ、ヴァルセッチ、ロドリゲス、グロージャン、マルドナドがテール・トゥ・ノーズでフィニッシュラインを通過した。そのすぐ後ろからは堅実なレースをしていたチャンピオンのジョルジオ・パンターノが続き、合計76ポイントでチャンピオンシップを終えた。ダンブロシオが6位だった。セナがこれに続き、合計64ポイントでチャンピオンシップ2位を手にした。チャンピオンシップ3位はセナとわずか1ポイント差でディ・グラッシ、2ポイント遅れてグロージャンが4位となった。チームのランキングでは、カンポスが103ポイントで優勝、アイスポーツが95ポイントで2位、ピケスポーツが3ポイント差で3位という結果となった。
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