
富士スピードウェイは、まだF1では比較的知られていない。このサーキットは昨年F1のカレンダーに登場したが、このときのデータの多くは、セッションに影響を与えた激しい雨によって参考にならないものとなってしまった。
しかし、富士の1周4.563kmのラップの33%をホームストレートが占めており、このストレートにより数多くのオーバーテイクのチャンスが生まれることは確かである。長さ1.5kmのこのストレートは、シーズン中でも最も長く、ドライバーたちはここを時速195マイル(時速313km)のスピードで20秒かけて全速で駆け抜ける。ストレートの最後には鋭角のターン1があり、その後は6つの左カーブと10の右カーブからなる低速の、勾配のある曲がりくねった道が続き、最後にドライバーたちはまたホームストレートに戻ってくる。
富士には極端に特殊な部分はないので、メカニカルとエアロの基本がしっかりしているクルマがここでは強い。セットアップは、最終的にはロングストレートに合わせることになるが、低速コーナーのことも考慮しなければならない。中程度のダウンフォースで、スピードが出せてオーバーテイクがしやすく、なおかつ強いブレーキングができて、曲がりくねったコーナーで安定しているセッティングが、この週末に富士スピードウェイで行われる日本GPでは理想的だろう。
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