今日行われたドバイの第1レースで、ダムスの小林可夢偉が圧倒的な勝利を飾った。可夢偉はポールポジションからスタートしたが、遅めのピットストップでヴィタリー・ペトロフにトップを奪われ、その後ロルダン・ロドリゲスにも抜かれた。しかし、力強いドライビングと素晴らしいオーバーテイクで再びトップを奪い返し、今シーズン初勝利を飾った。
可夢偉の後ろでは、熾烈な2位争いが展開された。スタートでデュランゴのダヴィデ・ヴァルセッチが5位から一気に2位まで順位を上げ、そのすぐ後ろにロドリゲスがついた。このとき、2人は山本左近とヴィタリー・ペトロフを抜いた。ロドリゲスはヴァルセッチにプレッシャーをかけたが、ヴァルセッチは彼を抑え、その間に小林は2人との差を広げていった。しかし、ヴァルセッチはピットストップの間に順位を落とし、代わって2位に浮上したのがカンポスのペトロフだった。ペトロフは、ロドリゲスと可夢偉がピットストップを行う間にトップに立ち、6位を争っていたヌネスとブールマンが大クラッシュをした際にピットに入った。ペトロフは可夢偉の後ろでコースに復帰したが、可夢偉のペースは遅く、その後ロドリゲスにも抜かれた。
しかし、可夢偉はその後順位を上げ、残り2周というところでロドリゲスとペトロフにセンセーショナルなオーバーテイクを仕掛けて再びトップに立った。ペトロフはその後左フロントタイヤの摩耗に苦しみ、ロドリゲス、ヴァルセッチ、ファン・デル・ガルデにも抜かれて5位に転落した。
ヴァルセッチは終盤に素晴らしい追い上げを見せ、ロドリゲスをかわして2位に浮上した。可夢偉は2位に14秒もの差をつけてチェッカーフラッグを受けた。2位のヴァルセッチと3位のロドリゲスの差は1秒、その後ろにファン・デル・ガルデ、ペトロフ、ペレスが続いた。ジェローム・ダンブロシオが7位、スタートに失敗して2周目にもミスをした山本左近は8位に終わった。左近は明日の第2レースでポールポジションからのスタートとなる。
可夢偉はこのレースで1分43秒079のファステストラップも記録しており、ポールポジションの2ポイント、優勝の10ポイントの他にこのボーナスポイントも獲得したため、獲得ポイントが合計22ポイントとなり、チャンピオンシップでトップに躍り出た。2位は3ポイント差でロドリゲス、3位は15ポイントのヴァルセッチとなっている。
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